物語がうまれる場所
霧に煙る桃源郷
台風来襲前、菊川の山の中にいました。
細い山道の向こうに開ける人里。
『千と千尋の神隠し』を追体験するような数時間でした。
山を切り開いたお茶畑。
そこで暮らす人々。
別世界に迷い込んだような、貴重な時間を過ごしました。
村上春樹著『1Q84』に描かれている「猫の街」も、きっとこんなふうに違いない。
こういう場所から物語はうまれるのだなと感じました。
ここで一週間くらい合宿したい。
でも、もし本当にここが猫の街だったら、
二度と帰れなくなるかもしれません。
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