草に すわる

yonemu4

2016年01月11日 11:13

草に すわる

わたしのまちがいだった
わたしの まちがいだった
こうして 草にすわれば それがわかる
 [八木重吉]

緑の草の上に腰をおろし、
ひらけた風景、青い空、流れる雲を眺めると、
心にも新鮮な風が通り、
素直な気持ちを取り戻すことができます。

この空の下、この緑の中、
一人の人間なんてちっぽけです。

ちっぽけだけど、そのちっぽけが星の数ほど地球上にいて、
それぞれのちっぽけがそれぞれに
思い、悩み、楽しみ、活動しているのだとすれば、
それは もはやちっぽけではなくて、
歴史を紡ぐ壮大な交響詩のようです。

ちっぽけな我々は、壮大なものの一部なのだ。


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