会いたい動物2

yonemu4

2012年06月06日 21:45

先日、星野道夫さんの本を読んでいると書きましたが、

やっぱ作者がカメラマンなんだから、写真見とかなきゃね。

と言うわけで、



図書館で借りてきました。

ムースの写真集はなかったようなので、

『カリブー』

よねむしが子供の頃に劇場で観た『南極物語』を彷彿とさせる光景。

とても澄んだ素敵な写真。
そして、ダイレクトに伝わってくる言葉。

時間を忘れて見入ってしまいました。

カリブーって、渡りをするんですね。
アラスカを南へ北へ、命がけの旅。
そして、すさまじい数の群れ。

足音が聞こえてきそうな写真。

写真集を見たのなんて『ビビアン・スー』の写真集以来といっていいくらいのよねむしですが、
感動しました。


「僕は産まれてくるのが遅すぎた。もっと早くに産まれていれば……」
といった内容の星野道夫さんの言葉があった。

よねむしも学生だった頃いつも思っていた。
「産まれてくるのが遅すぎた」
トム・ソーヤーの時代に産まれたかったと。

そんな、遥か昔に忘れてしまった気持ちに忠実に生きて、生きて、亡くなった、
このカメラマンを心から尊敬します。

よねむしも
「間に合った」
と感じる日が来て欲しい。

普段は遠くにある「人生」について考えることのできる一冊です。


最近、どうも集中力を欠いてイライラしていることが多い。

一、あせる事が多いのは、
           行動目的がないからだ


今こそ、しっかりと人生の意味を考えないといけない。

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