草に すわる
わたしのまちがいだった
わたしの まちがいだった
こうして 草にすわれば それがわかる
[八木重吉]
緑の草の上に腰をおろし、
ひらけた風景、青い空、流れる雲を眺めると、
心にも新鮮な風が通り、
素直な気持ちを取り戻すことができます。
この空の下、この緑の中、
一人の人間なんてちっぽけです。
ちっぽけだけど、そのちっぽけが星の数ほど地球上にいて、
それぞれのちっぽけがそれぞれに
思い、悩み、楽しみ、活動しているのだとすれば、
それは もはやちっぽけではなくて、
歴史を紡ぐ壮大な交響詩のようです。
ちっぽけな我々は、壮大なものの一部なのだ。