中国新聞のホームページに
「カープ情報」のコーナーがある。
そこに、
『球炎(きゅうえん)』というタイトルで、番記者がカープ批評するコラムがある。
今年はまだ始まってないが、きっとやってくれるだろうと期待している。
年に数度しか観戦に行けない私。
仕事をしながらのぞき見るRCCのインターネットスタジアムと、J-SPORTSでTV観戦している友人とのスカイプが全ての情報源。
そんな、「球場」からとても「遠い」場所でカープに一喜一憂している人間のカープ批評『球遠(きゅうえん)』です。
そのような状況の為、大いなる思い込みや主観が満載される恐れもありますが、楽しくプロ野球を楽しみたいと思います。
----------------------------------------------------------
ついに開幕を迎えた。
状況が状況なので、「待ちわびた」と言えば嘘になるが、
やはりプロ野球ファンとしては、夕方から高揚感を覚え、ドキドキしていた。
今年も、仕事をしながらRCCのサイトをチラチラ見る日々が始まった。
TV観戦しながらスカイプで最新情報を提供してくれる同志(カープファン)とも回線が繋がり、楽しいネット観戦。
新しく生まれ変わったカープを期待した。
阪神のエース能見から、かなりのヒットを放ち、先取点も奪う。
逆転されても追いつく。
こちらもエースのマエケン。おもしろいゲームが続く……と思っていたのだが、
いつの間にか去年のチームに戻っていた。
ミスから失点、阪神に勝ち越され、KKFの継投に。
反撃を試みるも抑えられ、加点されダメ押しされ……
最後は藤川に三者連続三振を喫する、阪神ファンのためのゲームになってしまった。
大相撲ではないが、八百長試合ではなかろうか。
去年言っていたことを、また今年も口にしている自分がいた。
「新外人、ぜんぜん打てそうにない……」
「栗原がブレーキになってる……」
「梵、打率はいいんだけど、チャンスに弱い……」
「ヒット数は勝ってるんだけど……」
投手陣の顔ぶれはだいぶ変わったけど、昨シーズンの続きを戦っているような印象を受けてしまった。
トレーシーはまだ様子を見なければ分からないけど、結果だけ見ると散々。
去年の春もブレーキになっていた栗原、エラーと凡打で散々。
他の打順が当たっているだけに、今後首脳陣の手腕が問われる。
まだ1試合だが、良い当たりを放っていた嶋をファーストに据えて、サードも守備の堅い石井という手もあるのではないだろうか。
思い切って長打力は捨てて、機動力・守備力で勝負に行く野球をみてみたい。
いつまでも栗原と外人次第では上へ行けない。
横浜が8年ぶりに開幕勝利を収めた。
村田が全力で走っていた。
サヨナラ勝ちのマウンド上で、みんな抱き合った泣いていた。
広島は7年ぶりに開幕を落とした。
今年はあのチームより上に行けるのか?
でも、とにかくシーズンは開幕した。
これからが楽しみだ。
7年ぶりに開幕を落としたのだから、ここ7年間なかった順位でシーズンを終えて欲しい。
----------------------------------------------------------