あまりジュエリーって柄ではないのですが、
たまには新しい刺激になるかと思い、立ち寄ってみたジュエリー展。
シルバーっていうのも不思議なもので、
照明の効果もあるのでしょうけど、見る角度によって色が変化し、違った表情が見れておもしろい。
許可をいただいて写真を撮ったのですが、写真に収めるとまた色合いが全く変わる。
以前シルバーの指輪とかしていた時期もあったけど、そんなこと感じたこともなかったな。
こちらは、本物のたまむしを利用して、玉虫色のジュエリーを作ったのだそうです。
「ジュエリーも自然素材ですね……」なんて言っていたよねむしですが、
本物の玉虫からこう、なんだかこまかい作業をして玉虫色を剥がすんでしょうけど、
なんだか解剖のような、想像すると少し迫力ある光景ですよね。
会場ではおいしい紅茶とお菓子もごちそうになり、お話をしていた際に気付いたのですが、
ジュエリーって身につけると全く表情が変わるんですね。
お話していて、揺れるシルバーのイヤリングに目がいきます。
アクセサリーって身につけてナンボなんですね。
『古代エジプト博』なーんて所で、ケースの中に収められた装飾品とかじーっと見ますけど、
そういう美しさを堪能するものではなくて、これを身につけた女性を頭に描いて見ると、
また全く違った装飾品の魅力が感じられるのではないだろうか。
え? そんなの当たり前だって?
今までそんな見方をしていなかった想像力の乏しいヤツは、よねむしだけなのかなあ。
でも、頭の中には日本人女性しか出て来ないよね。
クレオパトラがどんな容姿だったか、髪はどんな色でどんな質感? 肌は? 目は? ……。
全然わかんないけど、頭の中の日本人女性が身にまとった姿を想像するだけでも、
今までよりも夢がふくらむね。
『白尾由美ジュエリー教室展』は、明日で終了だそうです。
入場無料。
ギャラリー『それから』も良い場所でした。駐車場も広いし。