久しぶりに読み返しました。
ミヒャエル・エンデ著 『モモ』
先々週あたりからなかなか治らない風邪に侵されていたので、布団の中で読み始め、
昨日読み終わりました。
この物語が生まれたのは、よねむしの生誕よりも前なのですが、私が初めて読んだのはぐうたら大学生の時でした。
それ以来、私の哲学というか考え方の根本にある作品です。
モモという人の話に耳を澄ませることが上手な浮浪児の女の子が、
人間が盗まれてしまった時間を「時間泥棒」から取り返すおはなしです。
小学校高学年位から読めるようなので、未読の方はぜひ読んでみてください。
『生きる』ということについて考えるきっかけになると思います。
『時間』というものは、われわれにとってどんな存在なのでしょうか。
子どもたちは遊んでほしいので、よねむしが本を読んでいると邪魔をしてきますが、
娘はひらがなが読めるようになったので、表紙に書いてある『モモ』というタイトルを読んで、
どうやら『桃』のことだと思っているようです。
もう少し大きくなったら、パパと一緒に読もうね。