泣いたよ、泣いた

映画化するみたいなことを小耳に挟んだので、とりあえずのつもりで借りてみた。

手に取るまでゼロ戦の話だなんて知らなかった。

永遠のゼロ

『永遠のゼロ』

4回泣いた。

コンビニの駐車場で泣いた。

自宅で一人で読んで泣いていたら、来客が来て困った。

あと2回は深夜に泣いた。


主人公とその姉は、自分たちの祖父は血の繋がっていない祖父で、本当の祖父は戦時中に特攻で亡くなったのだということを聞く。
本当の祖父のことが気になった姉に誘われ、”本当の祖父”を知る人を辿り、”本当の祖父”と出会う旅にでかける。

徐々に判明してくる祖父の人物像と、そこに隠された謎。

その謎がどんどん解けてくる過程は、涙無しには読み進められません。


今、戦争の記憶は目の前で風化していっています。
私も以前祖父に戦争の話を聞いたことがあります。

少しだけ話してくれました。

もっと聞きたかったけど、きっかけもつかめずそのままです。
決して楽しい思い出話ではないですしね。

よねむしの祖父も95歳。目に見えて命の炎が小さくなっていっています。
もう戦争の話を聞くことは難しいと思います。

だから、以前に聞いた話は、決して忘れてはいけないし、次の世代に語り継がなければならないのだと思っています。


タグ :読書戦争

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